1949-08-08 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第33号
その次に、先ほどあなたの証言の中で、工場閉鎖そのものについてはもちろん命令というものではなくて、これは会社側が一つの爭議手段として行つたものであるということをはつきり言われている。
その次に、先ほどあなたの証言の中で、工場閉鎖そのものについてはもちろん命令というものではなくて、これは会社側が一つの爭議手段として行つたものであるということをはつきり言われている。
○聽濤委員 工場閉鎖そのものは爭議手段として行われたものである。それならば、なぜ軍政部の命令であるといつて全員の退去を要求するか。これでは工場閉鎖そのものを軍政部の命令であるがごとく印象づける行動であるということになるだろうと思いますね。
それから自然発生的ということを言われましたが、労働組合運動をなすものにつきまして、自然発生的ということは、從來私の主義といたしましては、自然発生的という——労働組合の爭議手段と申しますか、これらについては極力抑制する方向をとつて参りました。
○加藤證人 きのうの朝日新聞の座談会におきまして、私が発言いたしました眞意は、九万五千、十万に及ぶ同僚が馘首されるということが、これを非合法の運動——非合法と申しましても、それはストライキを用いるのか、あるいはほかの爭議手段をとるか、これはわかりません。
しかし私どもはあの人民電車が俗に爭議手段と言つておる業務管理に入るか入らないかについて議論をしたということはございません。
○小玉委員 はなはだそれはわかりませんが、人民電車が業務管理に属するかどうかということを組合で爭議手段として取上げた場合に考えるというのですが、あなたでははつきりしないから、組合の鬪爭手段としてこれを考える場合にはどこでそういうことはきまるのですか。
が申し上げた意味の業務管理というのは、よく今までの係爭の際、國鉄の場合で大きい係爭と言うえば九・一五鬪爭と言われている例の二十一年の九月十五に調印になつたあの問題、それからその翌年だつたでしようか、二月一日を期して云々というあのニ・一鬪爭、こういう際に考えておつた業務管理というようなものは、組合自体が、たとえば通信なら通信の機能について組合としてこういうふうにやつて参りたいというような点を一つの爭議手段
いわゆる逮補状を請求いたしましたときは、請求の事由といたしまして、爭議手段としてかようなことをやつたということを言つておるのでありまして、これは今までのところ変更のつもりはありませんが、現在まだ起訴いたしていないということを申し上げておきます。
かりにそれが爭議の最中で、人を助けるということが言えましても、さような意図をもつてやつたといたしましても、それは本件につきましては、爭議手段としてやつたというふうに解釈される事案でありますので、爭議行為自身が違法行為であるというふうに公共企業体労働関係法の十七條で禁止しておるものでございますが、爭議手段としてやるという場合におきましては、違法阻却の問題は起らない。
從つて労働者の労働権の問題は、個人的な問題とは考えられないのでありまして、労働者は賃金によつて生活を営んでおるから、もし爭議手段として、工場閉鎖が行われる際には、労働者は非常な苦しい困難な立場に陥るにもかかわらず、中央労働委員会並びに地方労働委員会のあつせんなり、そういうものは非常に時間を要する。
すなわちそれは、公務員に対する給與あるいは利益擁護が不十分であつた必然の結果といたしまして、彼らは生きるために必要な要求を、心ならずも爭議手段によつて貫徹しようとしたのであります。
しかしながら生産管理には多くの場合、他の刑罰法規の對象となる事柄が附隨しがちであるから、できればそういう手段によらないで爭議が進行していくことは望ましいことだと思いますが、しかしながらこれが爭議手段の一つとしてとられます場合、これを畫一的に、どの場合においてもこれが違法であるとか適法であるとかの判定は下し得ないと思います。
かような爭議手段をとらないで、もつとほかの手段をとられるように指導されることを私は希望いたしたいのでありますが、さようなお考えは政府にはございませんか。
クローズド・シヨツプ制を禁止する、爭議行為、役員選任等は無記名投票によつて決定する、団体協約中に平和條項を必ず入れることを義務づける、あるいは生産管理は爭議手段として認めないというような内容を放送したのでございますが、これははたして経済安定本部、石炭廳において、そのようなことを準備されておるかどうか。
尚山田合資會社の生産管理を大阪の裁判所で無罪にされましたのは、所有權と經營權と分れておる、そういうような觀點に立ちまして、所有權というものは經營に當りましては、或る限界がある、制限を受けておるのだ、生産管理というものは、やはり勞働者が爭議に當りまして、雇傭者側に強力に主張し得る所の一つの爭議手段である。
而もこの審議に對する大藏大臣の態度はそういう爭議手段であります。これはまるで軍事費のようなものであります。そういう軍事費に對して白紙委任状を出せ、ただ了解してくれろ、こういうことであります。詳しいことは何にも言わないのであります。でありますからそういう態度を大藏大臣がとつている。こうしか私は考えられないのであります。